カメルーン
カメルーンではコーヒー栽培が20世紀の初頭に開始されました。
もともと低品質なロブスタ種が生産の主体でした。その後、1990年代の終わり頃から、農民たちが共同となって高品質のアラビカ種のコーヒーを生産する動きが活発になっていきました。
主なコーヒー産地は西部と北西部の高原地帯に集中しています。
カメルーンではアラビカ種とロブスタ種の両方が生産されていますが、ロブスタ種の生産のほうが多いです。全体量で10万トン以上のコーヒーが生産されますが、その大部分は国外へ輸出されています。
カメルーンでとれるアラビカは柔らかな味と豊かなコクが特徴です。