ブルボン(Bourbon)
ブルボンはティピカの突然変異で生まれた亜種であり、ブルボンとティピカはコーヒーの品種の中で一番古い品種であると考えられています。
ブルボンはマダガスカル島の東にあるブルボン島(現在ではレユニオン島)にちなんでその名前がつけられました。
19世紀の終わり頃にフランスの入植者によってブラジルに移植され、その後、南アメリカの全域に広がっていきました。
ブルボンはティピカと比較すると2割から3割ほど収穫量が多いのですが、ほかの品種とくらべると生産性は低いです。
ブルボンは早く成長しますが、強風や雨によって実が地面に落ちてしまうこともあります。
香りやコクなどはすぐれており、ティピカに似ています。