フォームドミルクを作る
フォームドミルクとは、泡立てた牛乳のことをいいます。
コーヒーのアレンジには欠かせないものだといえるでしょう。
それはカプチーノをはじめとするアレンジコーヒーの味わいを左右します。
おいしいフォームドミルクを作るポイント
ふわふわとしたフォームドミルクを作るには、ポイントがあります。ひとつは、低温殺菌牛乳を使うことです。低温殺菌牛乳が高温殺菌牛乳と異なる点は、脂肪球を粉砕させていないことです。そのため、ミルク特有の臭みや粘り気といったものが無いのです。
もうひとつのポイントは温度であり、60℃ほどで一気に攪拌するといいでしょう。フォームドミルクは、温度が65℃を超えるとミルクと泡が分離して、きめ細かい仕上がりにならないからです。
どんな器具を使うか
ミルクフォーマーがあれば、簡単に作ることができます。
ミルクフォーマーには「電動タイプ」と「手動タイプ」があります。
電動タイプの場合、60℃に温めた牛乳を容器に入れます。ミルクフォーマーの先端部をミルクの中に入れて上下させて泡立てます。
手動タイプなら、60℃に温めた牛乳をミルクフォーマーに入れて、ふたをしてつまみを上下させて泡立てます。
※これらは一般的なミルクフォーマーの使用方法です。詳細についてはそれぞれの製品の解説をよく読んで使ってください。
また鍋と攪拌器でも、フォームドミルクは作れます。その場合、鍋で牛乳を60℃に温めて、攪拌器で泡立てて作ります。