東ティモール

東ティモール

東ティモールはオーストラリアとスラウェシ島の間の真ん中に位置しています。かつてはインドネシアによって併合されていましたが、2002年に独立をしました。

 

最初にコーヒー栽培が開始されたのは1815年のことです。ポルトガル人によってコーヒーが持ち込まれたのです。

 

現在、政治的な混乱が継続していますが、日本やアメリカ合衆国のNGOなどの援助によって、東ティモールのコーヒー生産は徐々に盛んになっています。

 

東ティモールではアラビカ種とロブスタ種の両方が栽培されています。標高1000m以上ではアラビカ種が栽培され、標高1000m以下ではロブスタ種が栽培されています。

 

大規模な農園はなく、ほとんどは小さな農家によって栽培が行なわれています。

 

有名な産地は首都ディリの南西にあるレテフォホ群です。そこでは標高1600m以上の山中で栽培されています。昼間は直射日光が厳しいため、背の高いシェードツリーがあってコーヒーの木が保護されています。

 


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