ハイチ
カリブ海の島国ハイチはとても小さな国であり、ドミニカ共和国と国境を接しています。コーヒーは主要な輸出品です。コーヒー農園の面積はおよそ3万ヘクタールほどであり、毎年4万トンほどのコーヒー豆が生産されます。
17世紀にフランスが最初にハイチを植民地化した頃から、コーヒーは重要な農産物でした。砂糖やタバコなどと同じように、コーヒーはハイチ経済の屋台骨を支える農産物だったのです。
今日においても、ほかの多くの中南米の国々と同じように、コーヒーは利益の高い農産物のひとつになっています。
主な産地は北部にあります。中でも品質が高いコーヒーとして有名なのはゴナイブです。ゴナイブは酸味が少なく、柔らかい味が特徴です。