サイフォン
サイフォンは真空ろ過式と呼ばれる抽出法です。1840年にイギリス人のロバート・ナピアーによって考案されたといわれています。
昔ながらの喫茶店にはサイフォンでコーヒーを淹れている店もまだまだあるのではないでしょうか。理科の実験を眺めているような楽しさがサイフォンにはあります。
2人分のデータ
- コーヒー粉の量 20〜26g
- 豆の挽き具合 細挽き〜中挽き
- 焙煎度合い ハイロースト〜フルシティロースト
- 湯量 約240CC
器具
- サイフォン(フラスコとスタンド、ロート、アルコールランプ、ペーパー、フィルター)
- 竹べら
- 砂時計
手順
- ペーパーをセットしたフィルターをロートに取り付けて、そこにはコーヒーの粉を入れます。フラスコには水を入れますが、コーヒーの粉が見ずを吸い取ってしまうので、少し多めに水を入れるのがポイントです。
- アルコールランプで加熱し、お湯が沸騰したら、フラスコにロートを差し込み回します。
- お湯がロートに上がり、フラスコ内はやがて空になります。
- 竹べらなどでロートの中を3〜4回かき回します。1分ほど沸騰させたあとに、アルコールランプを外します。フィルターでろ過されたコーヒーがフラスコに落ちてきます。
※サイフォンで淹れると、基本的に高温で抽出するので苦味が出やすいという難点があります。