基礎知識

基礎知識記事一覧

コーヒーの原料

コーヒーはまさに学名を「コーヒーノキ」という木の果実の種子から作られます。原産地はエチオピアのアビシニア高原で、アカネ科の常緑樹です。アカネ科は熱帯地方を中心におよそ500属、6000種が分布する植物群です。コーヒーノキは何もしなければ8メートルほどまで成長しますが、栽培するときには普通、2メートル...

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コーヒーの3種類の栽培原種

コーヒーの栽培原種には3種類あります。それはすなわち、アラビカ種、ロブスタ種(カネフォラ種)、リベリカ種です。この3種はコーヒー栽培の3原種と呼ばれています。3原種のうち、エチオピア原産のアラビカ種はコーヒー豆の生産の全体の7〜8割ほどを占めています。ブラジルの高原地帯、中米の高地、東アフリカなどさ...

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コーヒーベルトとは何か?

コーヒー栽培に必要な条件コーヒー栽培に適した気候条件は主に三つがあげられます。平均気温が20℃前後であること昼夜で温度差があること年間雨量が平均1500mm以上あることこの気候条件にあてはまるのは、赤道から北緯25度、南緯25度の熱帯・亜熱帯の地域です。この地域はコーヒーベルト、あるいはコーヒーゾー...

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種まきから収穫まで

種まきコーヒーの栽培にあたっては、まず種まきが必要になります。ですが、ただ単にコーヒーの生豆をまくだけでは芽は出てきません。コーヒーはパーチメントの状態で苗床にまく必要があります。パーチメントというのは、コーヒーの外皮と果肉を除去すると、コーヒーの種子を包む堅い皮がでてきます。その皮がついたままのコ...

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コーヒーの精製法

コーヒーの収穫が終わったあとは、摘み取った果実から種子を取り出して生豆にします。1kgの生豆を得るのに約5kgの果実が必要であるといわれています。この工程は精製と呼ばれます。コーヒーの精製法には乾燥式と水洗式、半水洗式の三つの方法があります。乾燥式(アン・ウォッシュト)水洗式(ウォッシュト)半水洗式...

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コーヒーの格付け

コーヒーの生産国はいろいろな基準で等級を設けています。それは標高や、スクリーンサイズ、欠点数など生産国によって様々です。ここでは代表的なコーヒーの評価方法についてみていきます。産地の標高より標高の高い産地の豆が高級であるという評価方法です。標高が高ければ気温は低くなり、そのぶんだけゆっくり時間をかけ...

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欠点豆の種類

欠点豆とは、コーヒーの香味に悪影響を及ぼす不出来な豆のことです。コーヒー豆を焙煎する前に、生豆から欠点豆を取り除く作業はとても大切です。欠点豆には多くの種類がありますが、ここではその代表的なものを解説しています。カビ豆カビ豆は、豆の貯蔵をする場所が高温であったり、乾燥が不十分であったりといった事柄が...

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クロップ

クロップは、特定の季節や地域の収穫、あるいは農産物を意味する言葉です。コーヒーについては、収穫年度によって4種類の呼び方がなされます。ニュー・クロップカレント・クロップパースト・クロップオールド・クロップニュー・クロップその年に収穫され数ヶ月以内の生豆はニュー・クロップと呼ばれます。鮮明な淡緑色をし...

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