コーヒーの保存方法
おいしいコーヒーを淹れるのには豆の鮮度がとても大切です。
そのため、たくさんまとめ買いをせずに飲みきる量をその都度買うのがポイントです。
また、豆にとっての最大の敵は熱気と湿気です。熱気がこもる環境に豆を置いておくと、表面に脂分が浮き出すことがあり、これが酸化すると味や香りが落ちるからです。
高温や湿気を避けて保存するのが一番です。
密閉容器に入れて保存する
コーヒーは活性炭と同じく、まわりのにおいを吸収する性質をもちます。そのため、焙煎されたコーヒー豆を購入したら密閉容器に入れて保管するようにするといいでしょう。
常温なら、2週間ほどは風味を保つことができるでしょう。
酸化を防ぐために、容器には直射日光が当たらないようにする必要があります。
冷凍庫に入れて保存する
焙煎豆の場合、長期にわたって保存するなら、密閉容器につめた後に、冷凍庫に入れて保存するといいでしょう。これなら、およそ2〜3ヶ月ほど保存が可能です。
また、小分けにして冷凍しておくのも保存の際の一工夫です。大量のコーヒー豆を冷凍して保存した場合、冷凍庫から豆を出すごとに残りの豆に結露ができて、再冷凍を繰り返すことになって、結果として豆の劣化が早まります。
小分けにした豆は、チャックができる食品用保存袋にまとめるといいでしょう。そうすることで、冷凍庫の中でコーヒー豆に臭いがつくのを防止することができます。
コーヒー豆を冷凍したときの注意点としては、豆を常温に戻してから使用するということがあげられます。凍ったままの豆を挽いてコーヒーを淹れると、コーヒーの香りが弱まったり、味が薄くなるからです。
生豆の保存
生豆を保存するなら、紙袋や缶などに入れて、直射日光が当たらない場所に保存するといいでしょう。その場合、1年ぐらいは鮮度を保つことが可能です。