エクアドル

エクアドル

エクアドルは南米のコーヒー生産国の中で、アラビカ種とロブスタ種の両方を生産している数少ない国の一つです。(ちなみに、世界のコーヒー生産国をみると、アラビカ種とロブスタ種の両方を生産しているのは15カ国しかありません。)

 

エクアドルに最初にコーヒーが持ち込まれたのは19世紀の初頭のことでした。その後、1970年代まではコーヒーがエクアドルの輸出品目の中で上位を占めていました。今日では石油やエビ、バナナといったものに置き換えられています。

 

現在では、25万ヘクタールほどの広さの農園から、毎年およそ10万トンのコーヒー豆が生産されています。各農園は規模がとても小さく、1〜10ヘクタールほどの面積の農園でコーヒーが栽培されています。

 

エクアドルのコーヒーは北西部で生産されています。中でも最高級のコーヒーはアンデス山脈の高地で生産されます。エクアドルのコーヒー農園というのは世界でも最も標高が高いところにあって、標高2000〜2800mほどの高さにまで達します。

 

エクアドルのコーヒー豆の中で忘れてはならないのはガラパゴス諸島産の豆でしょう。ガラパゴスは生産量が少なく希少価値があり、化学肥料などを使わない農法でつくられた豆としても知られています。

 

エクアドルのコーヒー豆の特徴

エクアドル産の豆というのは柔らかで調和のとれた味と、すぐれた香りに特徴があります。

 


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