アフリカ・中東地域

アフリカ・中東地域記事一覧

アンゴラ

アンゴラはアフリカ南西部に位置しており、コンゴやザンビア、ナミビアと国境を接しています。アンゴラではロブスタ種が有名です。コーヒー生産は1830年代にポルトガル人によって開始されて、それはすぐに換金作物になりました。コーヒー産業はかつて大規模なプランテーションによって支配されていました。そのコーヒー...

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イエメン

イエメンはアラビア半島の最南端にあります。北部にはサウジアラビア、東部にはオマーンと国境を接しています。コーヒーの栽培は標高1000〜2000mの西部の山岳地帯と中部の高原地帯で行なわれています。モカ・マタリイエメンのコーヒーといえば、モカ・マタリが有名です。モカ・マタリは西部のバニー・マタル地区の...

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ウガンダ

ウガンダにおいてコーヒーは主要な農業輸出品となっており、毎年の外貨獲得の半分以上をコーヒーに依存しています。一般的にロブスタ種のコーヒーの生産が8割以上です。アラビカ種はケニアとの国境にあるエルゴン山の周辺や、西部のルウェンゾリ山地のあたりで栽培されています。ウガンダのコーヒーはワインのような香りが...

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エチオピア

エチオピアはアフリカ最古の独立国であり、アラビカ種の原産地でもあります。主要産地はコーヒーの名の由来とされる南西部のカーファ地方、南部のシダモ地方などです。また、東部の高地ハラーも有名です。ハラー高原産のモカハラーは、甘くスパイシーな香りと豊かなコクが特徴であり、世界的にみても高く評価されているコー...

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カメルーン

カメルーンではコーヒー栽培が20世紀の初頭に開始されました。もともと低品質なロブスタ種が生産の主体でした。その後、1990年代の終わり頃から、農民たちが共同となって高品質のアラビカ種のコーヒーを生産する動きが活発になっていきました。主なコーヒー産地は西部と北西部の高原地帯に集中しています。カメルーン...

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ケニア

ケニアには1893年にレユニオン島からカトリック教会の宣教師たちによってコーヒーが持ち込まれました。当初は植民地開拓者の農園でコーヒーが栽培されていましたが、第二次世界大戦後は原住民による栽培も認められるようになりました。コーヒーの生産量は増えていき、ケニアの輸出総額に占めるコーヒーの割合は4割を超...

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ザンビア

ザンビアはアフリカ南部にある内陸国です。コーヒー栽培は1978年にケニアからカサマ地区に伝わりました。最初に収穫されたのは1985年であり、南アフリカで高い評価を受けました。ジンバブエやルワンダといったアフリカの国々と同じように、ザンビアはコーヒーの新興国としてこれから目が離せない国といえそうです。...

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セントヘレナ

南太平洋に浮かぶ孤島セントヘレナにコーヒーが持ち込まれたのは1733年のことでした。また、同島はナポレオンが1815年に流刑になったことでも知られています。セントヘレナはブルボン種の栽培地として有名です。ブルボン種はアラビカ種の原種のひとつです。ブルボン種は高品質ですが病害虫に弱いので、生産量は多く...

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タンザニア

タンザニアは東アフリカ最大の国であり、広大な自然や多くの野生動物が見られることで知られています。最も有名なコーヒーの銘柄といえば、まず最初にあげられるのはキリマンジャロでしょう。キリマンジャロの豆は、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の麓に広がる地域で栽培されています。その地域は肥沃な火山性土壌で...

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ブルンジ

ブルンジ共和国は山岳農業に精通していることから、「アフリカのスイス」と呼ばれています。1930年代にベルギー人の入植者によってブルンジにコーヒーが持ち込まれました。コーヒーの栽培地域の8割以上は北部にあり、その大部分が小さな農園です。コーヒーが栽培されているのは標高1250〜2000mほどの高地です...

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ルワンダ

ルワンダはアフリカ中部に位置する内陸国です。美しい自然を残す国としても知られています。現在、ルワンダはアフリカ大陸で9番目に多くアラビカ種を生産しています。コーヒー生産農家の多くは大プランテーションではなくて、小規模なものです。コーヒーは輸出高の一位を占める農作物となっており、特に地方に居住している...

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